おはようございます、伯方シオです。
大須星決定戦に参加されたみなさん、お疲れさまでした。
筆者は帰りの電車内にスマートフォンを置き忘れ、未だに行方不明という悲惨な事態に陥っていますが大会レポートを書き記したいと思います。
まずは使用デッキ
基盤は以前解説したアシスト型アルフォウですが、グレイブ・ディガーを牽制するためのカゲムシャと、軽量防御を複数搭載した不利対面への追加打点でありピルピルキーに対しても山落としアーツとして最低限の役割を持てるディストラクト・アウトを採用しています。
【WIXOSS】アルフォウ考察・アシスト型アルフォウ徹底解説その①【Di10弾環境】 - アルフォウ考察日記
【WIXOSS】アルフォウ考察・アシスト型アルフォウ徹底解説その②【Di10弾環境】 - アルフォウ考察日記
予選1回戦 4レイラ 先〇
レベル5に乗せた途端に防御面数が格段に伸びる相手にはビカム・ユー警戒で先攻1ターン目のグロウをスキップする立ち回りを徹底していましたが、この時筆者はレベル5レイラのテキストを全く思い出せませんでした。
レイラのような火力の高いルリグに対してグロウスキップをするとこちらが先に力尽きる可能性があり、リスキーな行為になります。
しかし、こちらのピルピルキーでガード不可は躱せるため耐えられると判断し、グロウスキップを選択しました。
結果としては4止めでしたが先に詰め切って勝利。
ちなみにレベル5も攻めに特化したルリグでした。
予選2回戦 5メル 後〇
後攻を取れて本当に良かったです。
ビカム・ユーのケアも必要ですが2ターンに渡りピルピルキーが起動できず、他の対面よりも多くのライフクロスを温存しなければならない相手だからです。
更にレベル4グロウの返しのターンに点数を要求するにはアタックフェイズにシグニを展開しなければならないため、攻めと守りのバランスもシビアなものになります。
起動スペル封じはともかく、メインフェイズスキップは用意している詰めのプランが全て使えないため序盤で防御を吐き切らせ勝利。
予選3回戦 4ナナシ 後〇
ディストラクト・アウトを採用するにあたり想定していた軽量防御を複数搭載した対面です。
とはいえカーニバルキーでサーバントを2枚抱えられるため、期待値はお守り程度です。
そしてこの対面で大須星決定戦初の大きなミスを犯します。
ナナシ対面はレベル3のゲーム1能力に合わせてアーツで盤面を退ける必要がありますが、あろうことか前のターンの遊月メモリアにエナを消費してしまいます。
返しのアタックフェイズに除去すれば点数は取れますが割裂GOTOによるエナ絞りは意味を成さなくなります。
詰めのプランを必死に考えながらターンを返すと、お相手も渋い顔をしていることに気がつきます。
そしてお相手から出た言葉は
『ゲーム1能力を起動し、みこみこメモリアを立ててアタックフェイズに入ります。』
そう、手札にレベル3以下のシグニを1枚しか抱えられなかったのです。
カーニバルキーでマイプラに化ければ3面防御も可能になるため、安心とは言えませんがこれならケアが可能な範囲です。
前日神社にお参りに行って良かったと心の中で神様に感謝しながら捲ったライフクロスから出てきたのは…フォルナックスでした。
みこみこメモリアを除去し、返しに割裂GOTOディストラクト・アウトで勝利。
予選4回戦 糾うサシェ 先×
クラフトレゾナの獲得により安定感の上がったサシェが相手です。
決闘文具用の緑エナを執拗に焼いて試合のペースを握ろう…などと考えていた筆者の目に飛び込んだのはアークゲインでした。
…糾う者か。
この型の糾う者とは過去に何度か対戦したことがあり、ギミックはわかりますが当時と違いフラクタル・ケージを採用していないため糾われる前に詰めなければいけません。
しかし対戦経験があるのは初期に流行したタウィルから糾う型で、知識がアップデートされていません。
結果として採用アーツを読み切れず、難なく糾われ敗北。
予選5回戦 4ユキ 後〇
ここで負ければトナメ上がりは絶望的になります。
ラストターン、お相手にはワールド・エンドキーが残っておりエナにはレイハイが固定されています。
ルリグデッキ残り2枚の内、ブリーデング・フォースはほぼ確定。
コインが2枚残っていたので一瞬イレイザー・スマッシュが頭をよぎりましたが、ワールド・エンドキー型なのでもう1枚はアヴァロン・スローと予想しました。
となると、こちらがどんな盤面であれシグニのアタックは全て止まってしまいます。
手札2枚の中にサーバントが2枚ないことを祈って割裂GOTOからディストラクト・アウトで詰めて勝利。
お相手はこちらがリフレッシュするたびに割裂の枚数をしっかり確認しており、マリガン時から赤エナ用の遊月メモリアと一緒に抱えていた1枚が予想外だったようで、アヴァロン・スローからクトゥル・アビルを撃てばサーバント1枚で事足りると判断したそうです。
お相手の上手さに救われた試合でした。
予選6回戦 4グズ子 後×
ぶりっつは嫌だ…ぶりっつは嫌だ…
ぶ り っ つ あ ー ー ー や ! ! !(無情)
貼られたものは仕方ありません。
当初の予定通りカゲムシャとママハハを駆使してグレイブ・ディガーを2ターン凌いで…
無 理 で し た\(^o^)/
ママハハのバニッシュ耐性は毎試合狙えるものじゃないんです…(死
ここで予選は終了となり、大須遠征は終わりを告げました。
!?
もう一回遊べるドン!
本戦1回戦 5アン 先〇
奇跡的にトーナメント進出を果たした筆者に立ちはだかったのは予選全勝のアンでした。
仮想敵としていたためデッキの中身はおおよそわかっていて、アルフォウVSハイティキーの上から天佑神助で回復する型です。
短期決戦を狙うデッキとしてはツラい相手ですが、幸いアルフォウにはリフレッシュという解決策があります。
ライフクロスのトオンに関してはなるべく片面をランサーで要求することでケア、同じくライフクロスのコンテンポラに関してはエナを毎ターン絞ることでケアしていきます。
サーバントが採用されておらずルリグアタックを止めるアーツもないため、5に乗られたとしてもライフクロス1枚までならディストラクト・アウトでリフレッシュを絡めて詰めることができます。
上記の理由から理論上抗えるとはいえ不利な対面には変わりないですが、なんとか5に乗せずに勝利。
本戦2回戦 ダッシュタマ 後×
こちらも仮想敵でデッキの中身は把握済み。
一応レベル4になる前に詰め切れる計算ですが、LBで点数がズレると怪しくなってきます。
ガードの回数も重要になるため早期にサーバントを3枚除外したかったのですが、リフレッシュ直前でも2枚しか見えておらず1枚残してしまう形となりました。
ライフクロスからアークゲインを捲り1点ズレたのでサーバントを1枚抱えられているのがかなり響きますが、そんなときのために序盤からエナを焼き続けていました。
特に緑エナは執拗に焼いており、レベル3グロウ後は赤が1エナ残るのみとなっていました。
花代&緑子キーを貼られなければおおよそ詰め切れるので安心していましたが、ゲット・インデックスを連打され綺麗に赤緑を含む3エナを生成され敗北。
点数がギリギリになった時点でレベル4の攻撃を耐えるプランに変更しなかった判断ミスを悔やむ形となりました。
3位決定戦 糾うサシェ 先×
予選の糾うサシェです。
先程の試合でお相手のルリグデッキは全て把握しているため、しっかり詰めのプランを立てることができます。
序盤はクトゥル・アビスしか防御手段がないため、黒エナさえ焼いてしまえば好き放題攻めることができます。
リフレッシュも絡め先攻3ターン目にライフクロスを4枚にしてからパイモン連パンの4点要求。
これが通れば次のターンのサシェのゲーム1効果用に2エナ構えれば勝ち…だったのですが、2点目でアークゲインが捲れライフクロスを2枚温存されてしまいます。
まだ問題ありません、次のターン全面空けながら6エナを構えてアタックに入ります。
黒エナもしっかり焼いたためこれで勝ち…かと思いきや今度はライフクロスからシェムハザが捲れます。
レベル4にグロウ後はタマVSウリスキーを貼られてしまいますが、ここでエクシードを全て使い切らせることができればお相手には次のターンのルリグアタックを防ぐ術がなく勝利となります。
3点要求できますが、黒エナを1枚与えてしまうと次のターン焼くのが手間なので2点要求でエクシードを使い切らせターンを返します。
こちらのライフクロスは3枚。…3枚?
……………糾う者の自動効果計算に入れ忘れてませんか?????
そう、本当はしっかり3点要求してバウンスの方のエクシードを強要し、ライフクロスを4枚残さなければいけなかったのです。
己のマヌケさを呪いながら大須星決定戦は幕を下ろしました。
ということで運に味方をされながらも実力が伴わず4位という結果になりました。
さすがに怪しいと思いながら採用したディストラクト・アウトが十分すぎる活躍をしてくれたのでそこは非常に満足しています。
ちなみにバレると普通にサーバントを2枚構えられて終わりなので、この構築を使用する際はレイラ・ザ・ファング辺りに差し替えることを強くオススメします。
今回は以上となります。
次回のアルフォウ杯は11/23(木・祝)に決定しました。
予約ページなどはTwitter(X)にて随時公開しますので続報をお待ちください。
それではまた。